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『8ビットモックアップ【第二版】』の予約受付 [ボードゲーム]

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ゲームマーケット2017春で好評をいただきました『8ビットモックアップ』が5人対応となり帰ってきました。
今回はモグワイさんのブースでの委託販売となります。

予約受付は2017年11月30日の23時59分まで受け付けますが、受付期日前に予約を締め切る可能性もございますのでご了承ください。
予約いただいたゲームはゲームマーケット当日の15時まで確保しておきますが、15時を過ぎても受け取りに来られない場合は一般販売に回す可能性がございますのでご了承ください。

少量生産のため、1人通常版1個の予約とさせていただきます。
(豪華版入替駒の予約はありません)

『8ビットモックアップ』がゲームマーケット大賞優秀作品に選ばれた記念として8の倍数番号で申し込まれた方にオリジナルボールペンをプレゼント致します。結果は会場にて受け渡し時に発表させていただきます。
オリジナルボールペン

予約は下記ボタンからお願いします(モグワイさんの予約フォーム(Googleフォーム)にジャンプします)
予約ボタン
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『8ビットモックアップ』の郵送予約受付について [ボードゲーム]

ゲームマーケット当日、会場に来られない方のために『8ビットモックアップ豪華版』を5月14日に郵送で届くよう手配させていただきます。

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数は10個限定とさせていただきますので、応募者が多数だった場合は抽選とさせていただきます。
4月30日まで受付をさせていただき、5月1日以降に抽選結果をメールにてお知らせします。
限定生産のため、1人1個までの予約とさせていただきます。また、国内郵送のみとさせていただきます。

郵送予約を受け付けるのは『8ビットモックアップ拡張版』のみです。
値段は豪華版の代金3500円と郵送費500円(レターパックプラス)を合わせた4000円となります(振込手数料はお客様負担とさせていただきます)
当選された方には振込先口座番号をお知らせしますので、速やかに振込みをお願いします。

予約は下記ボタンからお願いします(Googleフォームにジャンプします)
予約ボタン

『8ビットモックアップ』の予約受付 [ボードゲーム]

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予約受付は2017年5月13日の23時59分まで受け付けますが、受付期日前に予約を締め切る可能性もございますのでご了承ください。
予約いただいたゲームはゲームマーケット当日(2017年5月14日)の14時まで確保しておきますが、14時を過ぎても受け取りに来られない場合は一般販売に回す可能性がございますのでご了承ください。

少量生産のため、1人基本セット1個(通常版or豪華版)と拡張タイルセット1個までの予約とさせていただきます。また、豪華版、拡張タイルキットはそれぞれ20部ずつの限定販売です。こちらは先着順とさせていただきます。
※豪華版は予約上限に達しました。
※拡張タイルセットは予約上限に達しました。

予約は下記ボタンからお願いします(Googleフォームにジャンプします)
予約ボタン


2人専用ルールの添付について [ボードゲーム]

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先日、告知した拡張用タイルセットと豪華版に、25枚のタイルだけで遊べる2人専用ルールをつけることにいたしました。

拡張タイルセットだけ買っていただいてもゲームを遊ぶことができます。
帰りの新幹線で隣どおしに座って、テーブルを広げて遊ぶこともできます。
2人用専用ルールにはデザイナーズノートも掲載していますので、是非お求めください。
※2人用専用ルールの事前公開はいたしませんので、ご了承ください。

このブログに張った画像は箱絵のイメージです。
箱の大きさはA5版(New Games Orderさんの『バザリ』や『ブレーキングアウェイ』などの箱と同じ大きさ)ですので、ちょっと大きめです。拡張用タイルセットを入れる余裕を作ってありますので、是非拡張タイルセットもお求めください。

予約受付は明日(4月21日)から開始します。
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豪華版の販売について [ボードゲーム]

ゲームマーケット2017春にて『8ビットモックアップ』の豪華版を販売いたします。
豪華版は5人まで遊べるタイルと不思議な形状のコマを封入したセットとなっております。

豪華版

豪華版 内容物
・タイル 125枚(25枚×5人分)
・モニュメントコマ 30個(10個×3色)
・神様コマ 1個
・説明書 2枚(通常ルール1枚、2人専用ルール1枚)
※箱は通常版と同じです。

値段:3500円(イベント特別価格)

予約受付は今週金曜日(4月21日)から開始する予定です。
もうしばらくお待ちください。
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拡張タイルセットの販売について [ボードゲーム]

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『8ビットモックアップ』は2~4人用のゲームですが、『Take it Easy!』のように複数セットをそろえることで、最大プレイ人数を増やすことができます。つまり、2セット買えば8人まで、3セット買えば12人まで遊べるようになります。
とは言え、なかなか複数セットを買うことはないと思いますので、1プレイヤー分のタイルとコマを封入した拡張タイルセットを販売することにいたしました。基本セットは赤、青、緑、黄色の4色なのですが、この拡張タイルセットの色はグレーです。多目の人数で遊びたいという方は是非お求めください。

■拡張タイルセット
・内容物
  タイル:25枚(グレー)
  モニュメントコマ:6つ(2個×3色)
  説明書:1枚(2人専用ルール)

・値段:500円(イベント限定)

基本セット・拡張セットともに、今週中に受付を開始しようと思っています。
今しばらくお待ちください。

8ビットモックアップのルール公開 [ボードゲーム]

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『8ビットモックアップ』のルールを公開しました。
以下のリンクからルールをダウンロードしてください。
 ルールブック(PDF版 約7.1Mバイト)

このゲームは、『Take it Easy!』や『Karuba』のようなパズルライクなゲームですが、ポップな世界観が特徴のゲームです。ぜひ、たくさんのプレイヤーと一緒に遊んでみてください。
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8ビットモックアップの販売について [ボードゲーム]

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■ストーリー
 あなた達-神さまの見習い-は、神さまから新しい世界を創るよう言われました。
 神さまから提示される地形を上手に繋げて、神さまが気に入る国を作ってください。

■ゲーム概要
 タイルの辺と辺の色が合致するように配置していき、20枚配置したらゲーム終了です。
 ゲーム中に何度かモニュメントを建築するタイミングが現れます。
 建築していた場所に応じて点数を獲得していきます。
 ゲーム終了時に最も高い点数のプレイヤーがゲームに勝利します。

■ゲーム情報
 プレイ人数:2~4人
 プレイ時間:15分前後
 対象年齢:8歳以上

■ゲームマーケット2017春での販売について
 ブース番号:D-01:さとーふぁみりあ
 ・基本セット:2人~4人用
  価格:2500円(イベント限定価格)
 ・拡張タイルセット:1人分のタイルとコマ
  価格:500円(イベント限定価格)

■内容物
 タイル:100枚(25枚×4人分)
 モニュメントコマ:24個(緑:8個、青:8個、黄:8個)
 神様コマ:1個

■クレジット
 ゲームデザイン:佐藤敏樹
 アートワーク:長谷川登鯉

■ルールはこちらから
 ルールブック(PDF版 約7.1Mバイト)
 英語版ルールブック(BGGへジャンプします)

■紹介動画(Youtube 22秒)


予約受付、その他告知等は準備ができ次第、順次公開していきます。

ゲームマーケット2016秋に行ってきた [ボードゲーム]

ゲームマーケット2016年秋に参加してきました。今回は出展者側ではなく、一般参加です。
その代わり、3人の子どもを連れていきました。その様子を簡単にまとめたいと思います。

■2週間前
家のカレンダーを見て、12月11日の予定が空いていることに気付きました。
おそるおそる「子どもたちを連れいていくからビッグサイトに行ってもいいなぁ」とうちの奥さんに持ちかけてみたところ、想定外にも「いいわよ」と好感触。
もちろん条件は子ども3人を僕ひとりで面倒を見ること。うちの奥さんは4人目の子どもとお留守番です。
快諾してもらえたことに感謝しつつ、機嫌を損ねれば即座に前言撤回される恐怖に2週間耐え忍び、ついに当日を迎えました。

■ゲームマーケット当日
午前中は子どもたちの習い事があったので、午後からゲームマーケットに参加することにしました。会場に着いたのは13時ちょうどでした。

ブースがある東-7に入ると入り口はグループSNEさん。いきなりオオカミのコスプレをした柘植さんを発見。お話を聞くと『フルムーン』という人狼ゲームのプロモーションのためにオオカミの恰好をしているのだとか。うちの子はオオカミに興味津々で、しゃがみこんでオオカミの足を触っていました。

グループSNEを後にして、端っこからブースを回っていくと、ばったりサイゴウさんに再会。サイゴウさんは僕の『ふしぎの森のおんがくたい』を気に入ってくださり、ボー研のお便りコーナーを通じて知り合った友達です。翻訳のお仕事をされていて、最近の僕が作るボードゲームの英訳はサイゴウさんにお願いしています。そんなサイゴウさんとの再会を喜ぶのも束の間、隣にはジョン・パワーさんが! ジョンさんは日本のゲームをBGGに紹介する取り組みをされていて、僕も何度もお世話になっています。今回日本に来られるので、「お会いしたい」とtwitterで連絡していたところでした。会いたかった人に会えてよかったです。

ジョンさんとの挨拶を終え、さらにブースを巡っているとりんちゅさんに遭遇! 「いつ来日したの~」というように、久々の再会を喜ぶわけですが、子どもたちはそろそろ限界。目の前にゲームがあるのに、お預けを食らっているわけですから当然です。りんちゅさんにお願いして、ぺけさんの新作『このこどこのこ?きのこのこ』を遊ばせてもらいました。不思議な形をしたきのこを、親が勝手に名前を付けて子に当ててもらう『ナンジャモンジャ』のようなカルタです。生足を出しているイカみたいなキノコを「エロいイカ」と表現して分かり合えた時は、親子で連帯感が生まれました。ぺケさんいいゲーム作ったなぁ。

ぺけさんのゲームを終え、ブースを回っているとCygnusさんのブースを発見。
コンポーネントの相談などにのってもらうなどお世話になっているので挨拶しようと思ったら、子どもたちがダイスタワーに釘づけ。下の二人の子が入れ代わり立ち代わり、何度も何度もダイスタワーにサイコロを入れ、楽しみました。あんなにダイスタワーに食いつくとは思わなかった。。。
ずっと占拠するわけにもいかないので、やっとの思いで子どもたちを引きはがし、挨拶もそこそこに次のブースへ行きました。

しばらく会場を歩いているとボードゲームアイドルのらめるまんと遭遇。らめるまんは先月のBOD(ボードゲームの面白さ伝えるの大好き選手権)に参加されていたので、僕は同じ戦友のような感覚でいます。
ちょうどご自分がイラストを描かれた『てんしのたまご』というゲームの試遊をなさっていたので、子どもたちと参加させてもらいました。
『てんしのたまご』は交渉でプレイヤー同士でもカード交換ができるポーカーのようなゲームです。交渉の時に嘘がつける<<小悪魔>>のカードが曲者で、ゲームにアクセントを与えてくれます。
僕が「赤と黄色を交換してください」と持ちかけ、らめるまんが快く受けてくれたので、僕の持っていた<<小悪魔>>を渡したら、向こうも<<小悪魔>>を出してきた。。。やるな、らめるまん。ボードゲームアイドルではなく、ボードゲーマーアイドルと言っても過言ではないでしょう。

らめるまんのクロスカウンターの余韻を残したまま、会場を回っているとJELLY JELLY Cafeの白坂さんがブースにいらっしゃいました。
挨拶もそこそこに子どもたちと試遊です。取り出してくれたのは『JELLY』というJELLY JELLY Cafeオリジナルゲーム。7色の色だけのカードを使ったカードゲームです。いろんなゲームが遊べるのですが、その中からカルタ遊びを遊びました。親が色を提示して、その色のカードを場からすべて取り合うというアクションゲームです。バーゲンセールのようなあわただしさが楽しかったです。
3人の子連れを見て、瞬時にこのゲームをぶつけてくる白坂さんは流石です。

コンポーネントが目立つ『ネコのきょうだいのひっこしやさん』を遊ばせてもらいました。
豪華コンポーネントで遊ぶ『将棋崩し』のようなゲームです。子どもの性格の違いがプレイスタイルに大きくあらわれました。几帳面な長男は慎重に、おおざっぱな長女は大胆に。兄弟でもだいぶ違います。長男は長女のプレイスタイルを怒ってましたけどね。。。

テンデイズのタナカマさんがブースにいらっしゃったので挨拶をしました。
タナカマさんは「おじちゃんがねぇ、パパが作った『朝まで総選挙』っていうゲームの名前を考えたんだよ」と子どもたちに自己紹介してました。10年前の懐かしい思い出です。
タナカマさんにはブースに並んだゲームをいくつか説明してもらいました。タナカマさんに聞くとどのゲームも全部面白く感じて、油断すると財布がすっからかんになってしまう! おそるべきセールストークです。

まだまだ東-7のブースを全部回ったわけではないのですが、子どもたちがどうしても東-8に行きたいというので根負けして東-8へ。
まずはねこまどさんのブースで『どうぶつサッカー』を遊ばせてもらいました。2人用ゲームなので長男と長女が対戦。
その間、次女はパパと『どうぶつパズル』で遊びました。そしたら、次女が『どうぶつパズル』に大はまり。いくら言ってもその場から離れようとせず、最後には泣き出す始末。次の機会に買ってあげるとなだめて隣のブースに行きました。

隣のブースは「ゆうもあ」さんでした。
長男が「これ知ってる~」というので『ドブル ハリウッド版』を試遊しました。「見つけた。さんかく!」「さんかくってどれ? あぁ、ピラミッドのこと!?」子どもたちはピラミッドがわからなかったみたいです。確かに教えたことないし、話題にしたこともないかあらなぁ。
この『ドブル ハリウッド版』を遊ぶまでは『ドブル スターウォーズ版』が欲しくてたまらなかったのですが、誰も遊んでくれないだろうということに気づき、途端に『スターウォーズ版』の購買欲が失われました。。。

装置が大掛かりな「KENNEDY」さんのゲームに子どもたちは釘つけ。
ビー玉を空に向かって打ち上げるアクションゲームです。今回はデモ展示ということらしいので、今後が楽しみです。

さらにブースを進むと「アソビcafe」さんのブースがありました。
オーナーのだてあずみさんがニワトリの格好をしていたので、子どもたちはニワトリの尻尾が気になって仕方ないみたいでした。
「そこから卵出るよ」「あかんあかん、そこからはう○ちしか出えへんよ。こらぁ、何言わすねん!」みたいなくだらない会話をしてその場を去りました。

次は「ドイツゲームスペース」さんに行きました。『クリカド』という珍しいバランスゲームに引きづり込まれるようにして立ち寄ったのですが、他の方が遊ばれていたのでそれは断念。
長男と長女は『バウンズオフ』を他の親子と遊びました。で、その間、僕は何をしていたかというと机の上に置いてあった『ハムスター大相撲』で遊んでました。次女がハムスターに餌をあげるのが気に入ってしまい、そこから引きはがすのに非常に苦労しました。

そんなこんなで残り45分になってしまいました。
急いで東-7に戻り、見ていないブースを回りました。まず最初に行ったのは「操られ人形館」さんです。
常時さんご家族がいらっしゃいました。常時さんのとこのお子さんと遊んだり、チョコレートをもらったりと井戸端会議をしました。
「常時さんは子ども向けゲーム作らないんですか?」
「作るとしても操られ人形館とは別レーベルですねぇ。操られ人形館のコンセプトから外れますから」
できるゲームデザイナーはブランド戦略もちゃんとしてます。さすがです。

台湾からのブースに『壬辰の戦い Far East War 1592』というゲームがありました。それにはお城の形をした豪華なダイスタワーがついていました。
Cygnusさんでダイスタワーにはまった子どもたちは、ここでもお城のダイスタワーにはまります。ダイスタワーばかりで遊んでしまい、インストラクターの方を困らせてしまったと思います。申し訳ございませんでした。

となりの机では『調香師(パフューマー)』の試遊卓があり、噂の香りつきのタイルを嗅がせてもらいました。匂いに特徴があるシナモンやラベンダー、ローズなどがあり、結構匂います。これで2年間もつというのだからすごい。
以前、アロマ用のオイルを使って人狼のようなゲームを作ろうと思っていましたが(狼役がアロマオイルの蓋をあけて、村人が誰が狼かを当てるゲーム)、液体は扱いづらくて頓挫していたアイディアでした。
このコンポーネント使ったら面白いものができそうです。

そんなこんなで他にも色々な人とあいさつをしていたら、あっという間に閉会。
出店者側もおもしろいけど、参加者側の方がもっと面白いというのがわかったゲームマーケットでした。

■結論
子どもは着ぐるみとダイスタワーに弱い

僕が創作トリテを作りたくなる理由 [ボードゲーム]

(この記事は、Trick-taking games Advent Calendar 2015 の19日目の記事として書きました)

トリックテイキングゲームが既にたくさんある中で、なぜ創作トリテを作るのか。その理由について書いていこうと思います。
この記事の中では紙面の都合上、トリックテイキングゲームをトリテと略します。

[三日月]トリテの思い出
まず最初に僕がトリテを好きになった経緯を書きます。
僕がトリテに出会ったのは高校生の頃で、今から四半世紀も前にさかのぼります。
その当時の友人とTRPG、麻雀、ボードゲームなどを遊ぶなかで、トランプは道具だてが少なくてすむため、学校の休み時間や修学旅行などでよく遊びました。ゲームしているところを先生に見つかると、道具を没収されることがあるので、トランプは仮に没収されてもあまり痛くないという利点がありました。

トランプで遊ぶゲームは、『ドボン』『大貧民』『ナポレオン』が多かったと記憶しています。その当時、トリテという言葉は知らず、『ナポレオン』はトランプゲームの1つという認識しかありませんでした。『ナポレオン』の魅力は既にさとさんうぃりあむさんが語られているので、ここでは省きます。そんな自分がトリテという存在を意識し始めるのは大学生になってからのことでした。

大学時代はSF研究会で4年間を過ごしました。SF研究会はゲームにあふれていて、コンシューマゲームもあれば、麻雀、ボードゲームもあるという夢のような空間でした。当然のことながら毎日部室に入り浸りました。ボードゲームは『アクワイア』、『スコットランドヤード』、『フンタ』、『タイタン』など往年の名作が揃っていました。その中にひときわ魅かれるゲームがありました。それが『銀のタロット』です。

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『銀のタロット』とはドラゴンクエスト4に登場するキャラクターをモチーフにしたトリテで、ディールごとにゲームの得点方法が変わるゲームです。基本は獲得したカード一枚につき10点なのですが、「紫のスートを取ったら一枚-40点」「最初のディールと最後のディールを取ったら-180点」「5を取ったら一枚-90点」「緑の7を取ったら一枚-360点」といった具合にディールごとにマイナス点のルールが変わります。そして極め付けが「マイナス効果全部入り」ディールの存在です。僕はこのゲームにはまりました。点数の付け方がメチャクチャで逆転要素か高く、笑いの絶えないゲームであること、ドラクエのキャラクターという魅力があることなどがはまった理由です。このゲームが好きすぎて何度も遊んだ結果、カードに手の汗が染み込んでしまい、大学3年の頃には「臭いゲーム」として、誰も遊んでくれなくなってしまいました。
とにかく、このゲームと出会ったことで、トランプゲームもカードを専用化することで、遊びやすくなるし、ゲームへの没入感も増えることを身を持って知りました。

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[半月]『テケリリ』の誕生
『テケリリ』は今から10年ほど前にデザインしたゲームです。『銀のタロット』を更に遊びやすくするにはどうしたらよいかというところからデザインはスタートしました。そして、取りたくないカードといったら何だろう?と考えたときに出てきたのがクトゥルフでした。この辺りは学生時代にTRPGに親しんでたので、すんなりとヒラメキました。
アイディアが生まれたら、それを育てます。一つのアイディアをもとに、それを具体化するにはどうしたらいいだろう?と頭の中でアイディアを練ります。僕自身の感覚としては、練るというより転がすといった方が近いかもしれません。うーん、うーんと考えてひねり出すのではなく、カード構成をこうしたらどうかな? こんな効果を加えたらどうかな? といろいろと発想を広げていく感じです。このアイディアを転がす過程が堪らなく好きです。そしてある程度固まったらコンポーネントを作り、テストプレイをします。
発売当時に書いたデザイナーズノートがありますので、もしよろしければお読みください。
http://seesaawiki.jp/satofamilie/d/%A5%C6%A5%B1%A5%EA%A1%A6%A5%EA

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[やや欠け月]『ハーメルンのたて笛』の失敗
『ハーメルンのたて笛』を発表したのは2007年のことです。
トリテは今でこそ一定のファンがいますが、7、8年前は「トリテ?じゃあいいです」と、詳しい説明も聞かずに敬遠する人が多かったです。
そんな状況でも思いついたトリテのアイディアは具現化したくなってしまうのが悪い癖です。
この時は「『ノイ』のようなカウントアップ系のゲームとトリテを融合させたらどうなるのか」というテーマのもと『ハーメルンのたて笛』というトリテを作りました。ただ、デベロップ不足で、見切り発車的なゲームとなってしまいました。

[満月]その後の活動
こうして失敗もしてきましたが、とにかく思いついたアイディアは具現化したくなってしまうのが私の性格です。
トリテは制約があるわけですが、ある程度制約がある方がアイディアは出やすく、「あの要素を組み込んだらどうなるだろう?」ということを常に頭のなかで考えてます。
「花札でトリテをやったらどうなるんだろう?」というアイディアから生まれたのが2011年に発表した『トンネルズ&トリックス』ですし、「ビットにこだわったトリテを作ろう」というアイディアから生まれたのが、今年のゲームマーケットで限定公開した『ニンジャスタートリック』です。
「ドラフトとトリテを組み合わせたらどうなるんだろう?」「ワーカプレイスメントとトリテを組み合わせたらどうなるんだろう?」など、考えただけでワクワクしそうなアイディアがたくさんあります。

是非みなさんも、まだ見たことのないトリテを創ってみませんか?

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